往来のバイブロハンマーが、偏芯重錘を回転させ振動と起振力を得ているのに対し、油圧式動作のピストンシリンダの往復運動により、先工60Hzまでの非常に高い周波数の垂直加振力の利用で、打ち込みや引抜を行う工法です。
 このため低振動の施工が可能で、又本体が超薄型の為、壁際での施工も可能です。往来敬遠されがちだったラフテレーンクレーンでの作業もできます。

 確かな理論と実績に裏付けられたSS-Lシリーズの可変機構。振動数の変化に影響されない2つの振幅と幅広い振動周波数が、かつてない優れた振動対策施工を実現します。

※1.当社工場敷地内での鋼矢板打込時測定値

※2.A線:振動規制法での規制値レベル   

(工場敷地境界線で75dB)       

 シンプルな発振機構と、本体をすっぽり包み込む頑強なカバー。さらに緩衝装置にゴムダンパー方式を採用するなど、2重の防音対策が低騒音施工を際立たせます。

※評定試験結果

SS-40L
エネルギー平均値
  7m 77 77 76 75   77
  15m 71 71 70 70   71
  30m 64 64 64 63   64
項目 単位 SS-40L
本体   振動数   cpm   1,200~3,600
  起振力   ton   Max45.0
  空運転時の加速度   g'   Max20.4
  標準時本体重量   kg   6,500
  カウンターウェイト
  取外時重量
  kg   4,900
油圧ユニット   エンジン出力   PS   Max230
  使用圧力   kg/cm   310
  重量   kg   5,500